椅子のひじ掛けから足がピーン! 猫の奇天烈な寝相に「かわいいおケツ」「ストレッチ中?」
2021-07-30 eltha
まるで人間のような寝相!? 言葉を理解しているかのようなやり取りも
AKRさん人間のようにお腹にタオルや毛布をかけて寝ていることがあります。タオルの中に潜りこみ、タオルの中でUターンして顔と足を外に出して自分でかけているようです。他にも、エコバッグに入って顔だけ出して寝ていたこともありました。
――投稿を見ていると、まるで日本語を理解しているようなやりとりにほっこりします。一緒に暮らす中で、くろあんくんがAKRさんの気持ちがわかっているなぁと思うような行動はありますか?
AKRさん「一緒に寝よ〜」と声をかけると、トコトコと寝室まで先導してくれます。また、ゴハンを食べたいアピールされたあとに「今日の分は全部食べたでしょ」と伝えると、くるりと後ろを向いて、しっぽで顔や頭を軽くペシペシペシペシ…と叩かれます(笑)。
――改めて、くろあんくんをご家族として迎えたきっかけを教えてください。
AKRさん「もしいい縁があれば保護猫と一緒に暮らしたいなぁ」と思っていたのですが、今まで猫と暮らした経験も知識もなかったので、まずお付き合いのある動物病院に保護猫についていろいろ教えてもらおうと話を伺いに行きました。そこで先生に「今ちょうど1匹だけ保護した野良の子猫がいるから会ってみて!」と言われ、抱っこさせてもらったのが“ろん”です。獣医さんに「いろいろフォローするから」と言っていただいて、それなら安心だと思ってお家に迎えました。
――愛称は“ろん”とのことですが、くろあんくんの名前の由来は?
AKRさんろんが、野良猫生活をしていた動物病院の周辺で保護され、里親さんの元へ行った猫たちの名前が、「お餅につけて食べるもの(あんこ系・きなこ系など)」の名前ばかりだったので、それにあやかって名付けました。
――お餅からインスピレーションを得た名前なんですね。
AKRさん私もろんも三重県の出身で、三重北部から伊勢神宮へお参りする道中に各地で名物の餅があって。「参宮街道」は別名で「餅街道」と呼ばれるくらい、三重県民にとって餅は身近で大好きなものなのです…!(笑)
アグレッシブな朝の挨拶も幸せ ぬいぐるみを作りたいという夢も実現!
AKRさん6年半一緒にいますが、怒ったところを見たことがないくらい穏やかです。そしてなにより、のんびりマイペースな性格です。それでいて甘えん坊で、いつもぴったり寄り添って一緒にいようとしてくれています。
――ハマっている遊びや食べ物、モノなどはありますか?
AKRさん最近はネズミの形をしたミニカーで遊ぶのが楽しいようで、1匹でパンチしたり、お尻を振りながら追いかけて狩りごっこをしたりして遊んでいます。
――お気に入りの場所があれば教えてください。
AKRさん日中はよくデスクの上に乗って、仕事している私の横で眠っています。たまに目が覚めては、前足で私の腕をチョンチョンとつついたりして、ちょっかいをかけたりしています。
――くろあんくんが、毎日必ずやる日課のようなことはありますか?
AKRさん朝起きてベッドから足を降ろすと、すぐに駆け寄ってきて足にスリスリと「おはよう」のあいさつしてくれます。足に体当りしたり、ジャンプしながら太ももに頭を擦り付けたりとなかなかアグレッシブな毎朝のあいさつです。
――7月には『黒猫ろんと暮らしたら』の最新刊が発売になりましたね。くろあんくんとの日常を描いた漫画も3冊目となりましたが、今のお気持ちを聞かせてください。
AKRさん当初は3冊も出ると思っていなかったので、こんなにたくさんろんをかわいがっていただいて、とてもありがたいなぁと思っています。
――Twitterでくろあんくんの絵日記を投稿し続けて、感じていることはありますか?
AKRさん描く内容は最初からずっと「私がかわいいいなあ、愛しいなあ、うれしいなあと思ったろんの行動」にしています。他の方にとってはあんまりおもしろくないかもしれないな…と思うようなことでも、私が愛しいと思ったことは些細なことでも描いています。
――最後に、今後くろあんくんと一緒に実現させたい夢や、願うことはありますか。
AKRさん実はろんのぬいぐるみを作りたいという大きな夢があったのですが、とってもありがたいことについ最近叶いました! 次は実物サイズのろんのぬいぐるみを作りたいというさらに大きな夢を密かに抱えています。でも1番の願いは、ろんが健康で長生きして楽しく自由に生きてくれることです!
PROFILE/AKR
黒猫のくろあんくん(ろん)との日常を描いたコミックエッセイが発売中。漫画のほかに、ろんくんの写真もTiwtterで日々更新。
■Twitter@bou128