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「恐竜の卵入れて!」叶えられた長女の願い キャラ弁作れずとも「ワクワクを体感させてあげたかった」

2021-11-18 eltha

特別なお弁当の日に、うずらで作った「恐竜の卵」。ヒビ割れも見事に表現

特別なお弁当の日に、うずらで作った「恐竜の卵」。ヒビ割れも見事に表現

 「お弁当のおかず、何がいい?」と娘さんに聞くと、必ず返ってくるのが「恐竜の卵!」というリクエスト。ツイッターに投稿された写真には「ゆで卵が嫌いな我が子も、これなら食べるかも」と反響が集まった。投稿者のにーよんさん(@4ka_san)には、5人のお子さんがいる。キャラ弁全盛期のなかで「それを作る技術も時間もないが、”お弁当のワクワク”だけは味わってほしかった」とおかず誕生の経緯を語ってくれた。

恐竜の卵、特有のザラザラ感を出すために試行錯誤

ーー「恐竜の卵」のお弁当画像、衝撃的でした(笑)。どのような経緯があったのでしょうか?

「4年前、長女が小学1年生当時はキャラ弁が全盛期でした。周りの子はほとんどがキャラ弁。そんな中、私はキャラ弁を作る技術も時間もなく、でも娘にはお弁当のワクワクや楽しさを味合わせてあげたかったんです。そんな中、テレビで模様入りの味たまの作り方が放送されているのを見て、初めは茶色い普通の卵をお弁当に入れていました」

ーー最初は、色付きではなかったんですね。

「茶色の卵では、恐竜の卵には見えなかったので、次にうずらの卵で作ってみましたが、色を濃くつけるには醤油が多すぎて辛くなり過ぎてしまいます。そして下の子たちから『恐竜の卵は、ヨッシーの卵みたいなのだよ』とのツッコミを受けたので、それを再現するべく食紅を使って作りました」

ーー恐竜の卵っぽいザラザラ感(ヒビ割れ感)を卵につけるためにどんな工夫をするとよいか、作り方とポイントをお聞かせいただけますでしょうか?

「作り方は、前夜にうずらの卵でゆで卵を作ります。卵の殻を結構強めにグシャグシャ押して、ひび割れのあとをつけます。それを色味水(水・白だし・食紅)に漬けて一晩寝かせると、翌朝には恐竜の卵になっています。

 ポイントは卵の殻を強めにゴロゴロすること。ヒビ割れを濃く入れたい所をさらに爪でグイッと押し込んで、跡をつけると綺麗なヒビ割れ感が出ます」

お弁当の日は「限られた特別な日」 残さずに食べてくれるおかずを一番に

ーー最初に恐竜の卵を見たときのお子さんの反応はどのようなものでしたか?

「本人はとても喜んでいて『みんなにもすごいっていわれた!次も恐竜の卵入れてね!』と、とても嬉しかったようです。キャラ弁じゃないのにキャラ弁に負けないインパクトおかずが出来て良かったです。元々、子どもたちは恐竜好きが好きというわけではなかったのですが、色付きの卵は子ども心をグッと掴めるようです」

ーー日々のお弁当作りはどのような時間ですか?

「我が家にとってお弁当の日は”特別な日”という位置付けなので、おかずのラインアップは残さず喜んで食べてくれるものを1番に考えて作っています。カラフルなおかずは親として葛藤するところですが、年に1、2回しか食べられないレア度だからこそワクワク感が増すようです。まだ毎日お弁当がある年齢では無いので、今は特別な日としてプレゼント感覚でお弁当を詰めています。」

ーー時間の限られたなかでのお弁当作り。その苦労はまだお子様たちには分からない部分も多いかと思います。お子さんたちにとって、にーよんさんの手料理がどのような記憶として残っていってほしいですか?

「『変なお弁当だったな』とか、『手作りより冷食の方が美味しかったな』とか、どんな記憶でもいいです。お弁当があったこと、ワクワクした気持ちを思い出してくれれば、それで十分です」

PROFILE/にーよん
5回出産を経験、産後から-20kgダイエットした経験を発信している。ダイエット飯やトレーニングの投稿も必見!
Twitter:https://twitter.com/4ka_san
Instagram:https://t.co/htKbiaT930?amp=1

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