高校時代からのつきあいで結婚した夫が、娘が通う幼稚園の先生と不倫していた…。衝撃の事実をつかんでから奮闘するまでのエピソードを描く『娘の先生との最低な不倫』は、Instagramで「旦那も先生もドン引き」「続きが気になる」など大きな反響を集めている。夫婦の問題に子どもを巻き込んでしまった状況に、原作者のヒヨリさんはどう立ち向かったのか。当時抱えていた苦悩や決意について聞いた。
【不倫漫画】“パパ一人ぼっちじゃかわいそう!”不倫夫が大好きな娘、「私にとって最低野郎でも…」離婚しない母の覚悟
2022-03-03 eltha
のんきに過ごす姿に「虫唾が走るほど不快だった」、娘のために耐える日々
――旦那さんが幼稚園の先生と不倫していたというショッキングな話です。不倫を確信しながらも、まだ幼い娘さんに心配かけまいと平静を装って日々を過ごしたそうですね。
ひよりさんとにかく毎日が苦しかったです。自分の本当の気持ちを吐き出せる場所もなくて、常に仮面を貼り付けているような気分で過ごしていました。
――家族3人で過ごしているときに、どんなときがつらいと感じましたか?
ひよりさん何もバレていないと思っている夫が、のんきに今週の予定やこれからのことを話すのに虫唾が走るほど不快でした。私が知っていることをこの場でぶちまけてやろうかと、何度も思いました(笑)。
――娘さんと一緒に外泊しようとしたら、娘さんが「パパ一人ぼっちじゃかわいそうだよ!」と叫ぶシーンが衝撃でした。もしかしたら娘さんは、パパとママの変化に気づいていたのかも…とも感じさせるシーンでした。
ひよりさんそうですね…。子どもは大人のことをよく見ていますから、娘なりに何か感じていたのかもしれません。昔からパパのことは大好きでしたが、より一層「パパ大好き!」と口に出していたと思います。パパにくっついた後、必ず私の顔色を見ていたことが記憶に残っています。
ひよりさんとにかく毎日が苦しかったです。自分の本当の気持ちを吐き出せる場所もなくて、常に仮面を貼り付けているような気分で過ごしていました。
――家族3人で過ごしているときに、どんなときがつらいと感じましたか?
ひよりさん何もバレていないと思っている夫が、のんきに今週の予定やこれからのことを話すのに虫唾が走るほど不快でした。私が知っていることをこの場でぶちまけてやろうかと、何度も思いました(笑)。
――娘さんと一緒に外泊しようとしたら、娘さんが「パパ一人ぼっちじゃかわいそうだよ!」と叫ぶシーンが衝撃でした。もしかしたら娘さんは、パパとママの変化に気づいていたのかも…とも感じさせるシーンでした。
ひよりさんそうですね…。子どもは大人のことをよく見ていますから、娘なりに何か感じていたのかもしれません。昔からパパのことは大好きでしたが、より一層「パパ大好き!」と口に出していたと思います。パパにくっついた後、必ず私の顔色を見ていたことが記憶に残っています。
「パパに会いたい…」悲しむ娘の気持ちを否定しない
――娘さんのために、1度目の不倫は目をつぶって「再構築」を決断します。
ひよりさん娘にとってはたった1人の父親ですし、離婚すれば、パパが大好きな娘に寂しい思いをさせてしまう…という気持ちでした。私にとっては浮気をした最低な不倫野郎でも、娘にとっては最高の父親ということに変わりはないので…。
――それから2度目の不倫が発覚し、ついに離婚を決意します。娘さんには、どんな言葉で事実を伝えましたか。
ひよりさん娘には、「お父さんはね、お母さんとの約束を破ったから、もう一緒にはいられないの。パパは何度もママに嘘をついていて、仲直りしようとしたけどダメだったんだ」と伝えました。パパに会いたいと大泣きしていた娘でしたが、何か感じたのかその場でそれ以上聞きたがることはありませんでした。
――結局、娘さんは幼稚園を転園することになってしまいます…。どんなふうに説明をしたのですか。
ひよりさん詳しい内容は伝えていませんが、「新しいお家に行くことになったから、お引っ越ししなくちゃいけなくなったんだ。そのお家は遠いから、今の幼稚園には通えなくなっちゃうの…。でも、新しい幼稚園に行けば、たくさん新しいお友達ができるよ!」と伝えました。
――つらい選択でしたね。娘さんの様子はいかがでしたか。
ひよりさん初めは仲良しのお友達に会えなくなることを悲しんでいましたが、時間が経つことで転園を受け入れてくれました。
――別居直後のお子さんの様子はいかがでしたか。また、母親としてとくにどんなことを意識して接しましたか。かけた言葉など教えてください。
ひよりさん時々、「パパに会いたい」と泣くことがありました。その時は、娘の「パパに会いたい」という気持ちを否定しないように心掛けました。私自身なんと娘に言葉をかけていいか分からず、ぎゅっと抱きしめて娘が落ち着くまで待ち、気持ちが切り替わるように出かけたり娘の好きな遊びをしたりしていました。
――同じように不倫に悩む読者からのコメントも多いですね。
ひよりさん離婚するかどうか、悩み相談をいただくこともあります。結論から言うと、離婚してもしなくても、多少の後悔は残ると思います。どうせ後悔するなら、自分で決めた道を進んでいくのが一番いいのではないでしょうか。覚悟を決めたなら、きっと周りに応援してくれる人はいます。ひとりで悩まず、信頼できる友人や両親を頼るのが大切かなと思います。
ひよりさん娘にとってはたった1人の父親ですし、離婚すれば、パパが大好きな娘に寂しい思いをさせてしまう…という気持ちでした。私にとっては浮気をした最低な不倫野郎でも、娘にとっては最高の父親ということに変わりはないので…。
――それから2度目の不倫が発覚し、ついに離婚を決意します。娘さんには、どんな言葉で事実を伝えましたか。
ひよりさん娘には、「お父さんはね、お母さんとの約束を破ったから、もう一緒にはいられないの。パパは何度もママに嘘をついていて、仲直りしようとしたけどダメだったんだ」と伝えました。パパに会いたいと大泣きしていた娘でしたが、何か感じたのかその場でそれ以上聞きたがることはありませんでした。
――結局、娘さんは幼稚園を転園することになってしまいます…。どんなふうに説明をしたのですか。
ひよりさん詳しい内容は伝えていませんが、「新しいお家に行くことになったから、お引っ越ししなくちゃいけなくなったんだ。そのお家は遠いから、今の幼稚園には通えなくなっちゃうの…。でも、新しい幼稚園に行けば、たくさん新しいお友達ができるよ!」と伝えました。
――つらい選択でしたね。娘さんの様子はいかがでしたか。
ひよりさん初めは仲良しのお友達に会えなくなることを悲しんでいましたが、時間が経つことで転園を受け入れてくれました。
――別居直後のお子さんの様子はいかがでしたか。また、母親としてとくにどんなことを意識して接しましたか。かけた言葉など教えてください。
ひよりさん時々、「パパに会いたい」と泣くことがありました。その時は、娘の「パパに会いたい」という気持ちを否定しないように心掛けました。私自身なんと娘に言葉をかけていいか分からず、ぎゅっと抱きしめて娘が落ち着くまで待ち、気持ちが切り替わるように出かけたり娘の好きな遊びをしたりしていました。
――同じように不倫に悩む読者からのコメントも多いですね。
ひよりさん離婚するかどうか、悩み相談をいただくこともあります。結論から言うと、離婚してもしなくても、多少の後悔は残ると思います。どうせ後悔するなら、自分で決めた道を進んでいくのが一番いいのではないでしょうか。覚悟を決めたなら、きっと周りに応援してくれる人はいます。ひとりで悩まず、信頼できる友人や両親を頼るのが大切かなと思います。
【作品紹介】(外部サイト)
●Instagram:サレ妻ひより
●『娘の先生との最低な不倫』(漫画)
全話無料の漫画メディア『リアコミ』