「特に変わったのがSNSです。私の時代にはなかったものですし、みなさん本当に自己発信が上手ですよね。私も今は仕事の関係上SNSを使っていますが、夜はなるべくスマホを手元に置かないようにしています。SNSって基本的にキラキラした世界を発信するものですし、1人きりの夜に見るとどうしても孤独感が募ってしまう。特に私は昔からコンプレックスの塊だったので、本質的にはSNSは向かないタイプなんだと思います」
多くの女の子たちに憧れられたギャルのカリスマ。しかしそのスタイルが確立されたのも、コンプレックスの結果だったという。
「いろんなジャンルのお仕事をいただきましたが、一番やりがいがあったのがファッションのお仕事でした。だけど私は背が低いので、どうしても限界がある。めちゃくちゃ高いヒールの靴を履いていたのも、そんなコンプレックスからでした。とにかくスタイルが良くて背の高い女性やモデルさんが羨ましくてしょうがなかった。でもそれだって『受け入れて手放す』しかないことなんだって、当時の自分に言ってあげたいですね」