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新入り仔猫の「シャー!」に先住猫が激おこ→数日後の変化にSNS感動、飼い主明かす“お迎え”のコツ

2022-12-12 eltha

「クーエル日記」(@nyanstagram_coo_elza)より

「クーエル日記」(@nyanstagram_coo_elza)より

2匹の愛猫と暮らすアラフォーOLめぐさん(@nyanstagram_coo_elza)は、今年、新たな保護猫を迎えた。先住猫たちは仔猫を受け入れてくれるのか、初対面から3姉妹になるまでの出来事をSNSで公開すると、日々変化する猫らの関係を固唾をのんで見守る読者が続出。最終話では「泣けた」「感動した」のコメントが寄せられた。ペットに兄弟姉妹を迎える際の心得、保護猫との暮らしで大切なこととは。投稿者のめぐさんに話を聞いた。

「猫は猫同士のコミュニケーションの取り方がある」

――Instagramに投稿されている『クーエル日記』の「仔猫がウチにやってきた!」シリーズ、大反響でした。先住するお姉さん猫クーとエルが仔猫のミーをどう迎えるのか、読者もドキドキハラハラと読んでいたようですね。めぐさんはミーを迎える際に、どのような事に気を付けましたか。

【めぐ】 先住猫がいる場合は相性や主従関係の問題があるので、無理やり仲良くさせようと人間側が焦らないことは大切だと思います。猫は猫同士のコミュニケーションの取り方があるのでそこは壊さないように見守りました。

 あと、ミーのようにお外で弱っていた子を迎え入れる場合は先住猫の健康面に関する配慮(ワクチンやウイルス感染症検査)は必須だと思います。あまりこの事を強調して「感染症が陽性だったら一緒に暮らせない」と思われてしまうのも嫌なんですけど…万が一陽性だったとしても事前に対策をしていれば先住猫の健康も保たれ、工夫次第で同じお家で暮らすことができるということも同時に知ってほしいです。それと、私の場合は何でも主治医の先生に相談します。若干失笑される場面もありますが…不安なことはプロに聞くということも遠慮なくするべきかと思います。

 どちらにしても「猫はお世話が楽」「長時間お留守番できるなら欲しい」なんて初めから安易な発想で迎え入れることだけはしてほしくないなと思います。
次女エルと新猫ミーはすぐに仲良くなったそう。「クーエル日記」(@nyanstagram_coo_elza)より

次女エルと新猫ミーはすぐに仲良くなったそう。「クーエル日記」(@nyanstagram_coo_elza)より

長女クーに怒られ続ける新猫ミー。2匹の関係は…「クーエル日記」(@nyanstagram_coo_elza)より

長女クーに怒られ続ける新猫ミー。2匹の関係は…「クーエル日記」(@nyanstagram_coo_elza)より

――今回迎えたミーと長女のクーが保護猫とうかがっています。改めて3姉妹猫との出会いを教えてください。

【めぐ】 クーは2年前、大型台風が上陸した日に出会いました。当時は「猫を飼いたい」という気持ちも育てた経験も無かったのですが、激しい風雨に怯え、痩せ細った身体で必死に助けを求める彼女を無視することができずに自宅に連れて帰りました。猫に関する知識がなかったので、住環境などを急いで整えたりと、大変なこともありましたがこの出会いがなければエルやミーとも出会えてなかったので全てのきっかけであるクーにはすごく感謝しています。「あの時私を見初めてくれてありがとう」とよく伝えています。

――次女のエルだけ保護猫ではないそうですね。

【めぐ】 エルは、よく利用する量販店のペットショップで出会いました。当時、クーが寂しくないように妹猫か弟猫を保護団体さんから譲渡してもらおうと考えていたのですが、お尻にうんちがついて身体中毛玉だらけの酷い状態になっていくエルをそのペットショップで見かける度に、「連れて帰ってあげたい」という気持ちが大きくなっていき、迎え入れることにしました。こうやって書くと「それをするから生体販売が無くならないんだ」という意見に遭遇したことがあります。ですがエルのようにボロボロの状態でショーケースに入れられている子の行く末はきっと悲しいものです。色んな意見があると思いますが私はあの時の決断を後悔したことはありません。
「クーエル日記」(@nyanstagram_coo_elza)より

「クーエル日記」(@nyanstagram_coo_elza)より

――そして、三女のミー。

【めぐ】 ミーは今年の夏に自宅近くで弱り、動けなくなっているところを保護しました。クーとエルとの暮らしで満足していたので、これ以上猫ちゃんをお迎えする予定は無かったのですが、こちらの思いとは裏腹に出会いは突然やってきました。ミーの時は私自身も猫の病気などの知識が増えていたので正直なところ、弱ってるミーを目の前にしても自分の中で即決できなかった部分はあります。でも結局見捨てることはできませんでした。

 私の漫画やブログでは「保護した」や「売れ残りの子を迎え入れた」と何だか偉そうに書いていますが、実際のところは全て行き当たりばったりなんです。ただクー、エル、ミーどの子と出会った時も共通して「この子は私が何とかしなければ生きていかれないんじゃないか」そう感じてお迎えしています。

「保護猫との暮らしを望む人の背中を押してあげられるような漫画に」

――保護猫と生活を始める際に難しいと感じたこと、気を付けたことなどはありますか。

【めぐ】 クーは保護猫ですがかなり人懐っこく、とてもお利口だったので保護した当初から今も全く手がかからない子なんです。なので自分が猫に関する知識が無いこと以外は特別難しさを感じませんでした。ただ、お外にいた子なので自由を求めて家から脱走してしまわないかは常に気をつけています。

――保護猫ならではの「あるある」みたいなものはどうでしょう。

【めぐ】 保護猫のクーとミーは比較的危機管理能力が高い気がします。例えば家のチャイムが鳴ると一目散に隠れるのはクーとミー。ペットショップから迎え入れたエルはピクリとも動きません。あとは、ご飯への執着が強いのもあるかと思います。飢餓状態を経験しているからかもしれません。とにかく高速で一気喰いしようとするので、こちら側もご飯を小出しにするなど工夫しました。ブログでもその経緯を綴ったら保護猫あるあるかもー!と共感して下さる方は多かったです。
「クーエル日記」(@nyanstagram_coo_elza)より

「クーエル日記」(@nyanstagram_coo_elza)より

――漫画からも3姉妹がのびのびと元気に暮らしている様子が伝わりますが、めぐさんの細やかなお世話と愛情あってこそですね。最後に、投稿されている猫漫画『クーエル日記』の今後の展望をお聞かせください。

【めぐ】 基本的には「うちの子可愛いでしょ〜!見て見て〜!」な感覚でおもしろおかしく発信していますが、猫ちゃんと暮らす上での楽しい面と大変な面、どちらも綴っていこうと思っています。保護猫であるクーやミーの本当の生い立ちを私は知りません。ただ、こうしてる今もお外では死と隣り合わせの中生きなければならない猫ちゃん達がたくさんいるという事実はあります。安易な気持ちでペットを迎え入れようとする人の抑止力にもなり、保護猫を迎え入れたいけど実際どんな感じなのかな?と悩んでる人の背中を押してあげれるような、そんな漫画を描いていければいいなと思っています。

【漫画】クーエル日記〜仔猫がウチにやって来た〜

  • クーエル日記〜仔猫がウチにやって来た〜(@nyanstagram_coo_elza)
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めぐさん INFORMATION
▼Instagram
@nyanstagram_coo_elza
▼ブログ
https://ku-eru-nikki.blog.jp/

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