あずきバーを炊飯器にぶちこむギャルに424万再生　きっかけは“すきぴ”に失恋「外出る気にならなくて1人家で炊飯器デコデコしていた」

　米の上にアイズのあずきバーや、トマトとひき肉とバスタとマッシュルームなど、ゴッテゴテにデコレーションされた炊飯器に、食材をぶち込むギャルの豪快な炊飯器料理投稿が1ヵ月でTikTok &Instagram共に10万人フォロワー超えるほどの話題に。その手際の豪快さ以上に炊飯器をラインストーンでデコレーションする奇抜さはSNSでも真似する人が続出。「炊飯器でごはん作るギャルめちゃくちゃすき、俺も炊飯器デコりたい」「みんな大好きデコ炊飯器ギャル」などの多くの反響を呼んでいる。そんな炊飯器ギャルにこのような料理を作ったきっかけやデコデコ炊飯器秘話を聞きました。

――炊飯器ギャルさんの投稿に「料理のハードルが下がって、自炊しやすくなるからこの動画主は天才だと思う」「まじでこのテキトー感が最高だな」など、さまざまなコメントが。このような反響についてどう感じていますか。

　始めた時はぶっちゃけここまで反響あるとは思いませんでした！

　わたしは本当にズボラ大雑把人間なのでこのテキトー感に共感してくれる人がいて嬉しかったです（笑）。よくインスタにある小皿大量に使った映えご飯とか、めちゃくちゃ可愛いし憧れるんですが、買い揃えるのも洗い物もって考えるとだるくないですか？ その結果これになってます（笑）。でもそういう“映え”ご飯作れる人がモテるんだろうなー。

――そもそも炊飯器料理をはじめたきっかけは何だったのでしょうか。

　すきぴに振られてしまってやることがなくて暇になったからです。外出る気にもならなくて1人家で炊飯器デコデコしていました（笑）。

――炊飯器料理はどのようにして考えますか。またどんなときに思いつきますか。

　基本TikTokとかX（旧Twitter） とかInstagramなどのSNSを見て考えています。あとは歩いている時とかに「あれ入れたら良さそうだな〜」ってふと思いつきます（笑）。

――ちまたでは調味料や食材の分量をきっちりはかるレシピもあるかと思いますが、炊飯器ギャルさんは「ケチャップ一周」や「水100」など、レシピ紹介で大雑把な表現を使われています。大雑把に、炊飯器にぶちこむ…という調理スタイルの意図はどのようなところにありますか？

　ただきっちりするのが面倒くさいんです（笑）！しかもちゃんと測ったり切らなきゃって思うとやらなくなるタイプなので、いろいろこまごま料理に時間使うなら、その分ごろごろしたいので最低限で生きています……。

――炊飯器レシピを作る際のこだわりはどういったところですか。

　美味しく食べられるものを作ることです！ あと面倒くさいものは作らない！

　そのこだわり抜いた結果、火を使わないので危なくないし、手順に焦ったりすることなく好きなYouTubeを見ながら出来るので最高しかないですね。

――これまでの炊飯器料理の中で特に思い入れのあるレシピとそれにちなんだエピソードについて教えてください。

　生トマトパスタですかね。SNS投稿して2週間くらいなのにテレビで取り上げていただいたレシピなのでとても気に入っています！　あと単純にまじでおいしい。今すぐにでも食べたい。お腹減ったー！

――炊飯器ギャルさんの投稿は料理はもちろん、ラインストーンでデコレーションされた炊飯器としゃもじが魅力の一つだと思いますが、デコレーションにかかった費用はいくらぐらいになるのでしょうか。

　炊飯器は失恋で家に引きこもっていた時に2時間ぐらいで作りました。費用ですが、実はあの炊飯器は全て100円ショップのデコなので1000円もかかってないんじゃないかな？（笑）。（でもそういうこと言うと一気に安物に見えるのでここだけの内緒ですよ？にやり）

　しゃもじは炊飯器の待ち時間にペタペタ貼ったりしてます。

――炊飯器料理をするようになって、自炊あるいは料理への考え方にどんな変化がありましたか。

　これ追加したらもっと美味しいかもって、まさかのアレンジまで考えるようになりました。

　本当に今まで自炊ほとんどしなかったので私的には大進歩です！

――今後はどういった炊飯器料理を作っていきたいですか。

　こんなのまで炊飯器で作れちゃうの？！って驚いて、真似したくなるような料理を作っていきたいです！　最近は夏祭り飯にハマっていたんで、このノリでりんご飴とか作れないんかな？とかまで考えていました。まあもちろん無理そうでしたけど（笑）。

炊飯器ギャル：https://www.instagram.com/galgo_urmet/