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【育児ハック】“かんしゃく”起こした3歳児、抱きしめて諭す7歳ねぇねの神対応に反響「小さな保母さん」

2023-11-22 eltha

 5歳の兄に砂を投げつけた3歳弟。その様子をみていた7歳長女の行動に74万再生の反響があり、「優しさに泣ける」「大人でもなかなかできない」「まさに神対応」など、育児中のパパママから感動の声が寄せられた。大人顔負けのねぇねの対応と悪さをした3歳弟の胸の内とは。投稿者のパパに話を聞いた。

幼児を注意するコツは「話を一方的に伝えるのを控えること」

 この日、公園で7歳長女と5歳長男、3歳次男の3きょうだいが遊んでいると、突然、3歳弟が5歳の兄に砂を投げつけたそう。動画を撮っていたパパが次男に声をかけようとしたところ、少し早く長女が駆け寄り、3歳弟を抱きしめながら行動を諫めたという。

「(砂のお料理を)1人で食べたかったの?」
「じゃあ、ねぇねが今度、また作ってあげるよ」
「にぃににお砂投げないであげてね。にぃにもびっくりしちゃうからね」
 ねぇねの言葉に小さな声で「うん」と納得する弟。動画の最後には、我関せずの顔で遊び続ける5歳にぃにの姿が映され、感動の後に小さな笑いも。投稿者のパパは元保育士。育児のエキスパートながら、この日の娘さんの行動に学ぶことがたくさんあるとし、動画には次のようなメッセージが添えられている。

【兄に砂を投げた。もちろん、やってはいけないことだし、目に砂が入ったら危ないから叱って伝えることは大切かもしれない。だけど、彼女はそうしなかった。弟を抱きしめて「気持ちを汲み取る」という選択をした。そうすることで初めて、弟が、お砂で作った料理を、一人で食べたかったということが分かった。もしかしたら、また同じような場面があれば、弟は砂を投げるかもしれない。だけど、彼女の言葉は必ず伝わっている。僕たち親は、子どもたちから学ぶことがたくさんある】

――娘さんの神対応は保育のプロであるパパさんも“見習いたい”とのことですが、反対に、子どもが悪さをしたときの“やってはいけない行動”とはどのようなものでしょうか。

【元保育士パパ】 まず、僕は育児に「絶対にやってはいけないこと」はないと思っています。育児はダメだと分かっていてもやってしまうことがあるほど、過酷なものです。

――育児は過酷。まさに、今回の動画に寄せられたコメントにも「分かっていてもできない」「ついイライラして怒ってしまう」という声がありました。

【元保育士パパ】 本当にそうだと思います。なので「絶対にやってはいけないこと」はないとした上で、控えてほしいことをあえて言うならば、「話を一方的に伝える」ということだと思います。よくない行動をした時に、もちろん注意をすることや叱ることは大切です。ただ、どんな理由であれ、子どもにも言い分があります。「ダメ」と一方的にこちらの意見を伝えるのではなく、お子様の気持ちに耳を傾け「どうしたの?」と聞いてみると、気づかなかった理由が見えてくるかもしれません。

元保育士パパも驚いたお姉ちゃんの「神対応」

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