ななこ 月2回くらいでしょうか。今の若い人なら、毎日、何時間も電話やLINEで話して…ってことが普通だと思うんですけど、彼はマメではないし、そういうことがあまり好きではないので(笑)。LINEでのメッセージくらいです。
歩夢 同じ世代だと、1日何度も連絡してほしいとか、一緒にいたいと言われると思うんです。でも僕は一人っ子だったせいか、一人でいる時間がすごくいいなと思って育ってきたので。何も言わずにそっと一人にさせてくれる年上の存在はありがたいですし、自分に合うなって思います。
――ななこさんは歩夢さんと付き合って、良かったと思うことは?
ななこ やはり若さゆえのパワーをいただけることはありがたいです。ただ、普段は対等でも、たまに人生経験を積んだ私と同じ感覚を求めてしまっているのではないかと、申し訳なく思うことがあります。でも、彼は私が24歳のときよりもはるかに大人で、人柄や考え方には本当に魅かれています。もちろん若さゆえの頼りなさもありますが、私が落ち込んだり泣き言を言ったりしたときも、ドンと構えて大きな心で受け止めてくれる。そこもとても好きだし、頼りにもしています。
歩夢 自分は24歳で、もう立派な大人ですから。もちろんまだまだ経験値がないので、自分の知らないことをななこさんが教えてくれるのは本当にありがたいと思っています。33歳の差がなんぼのもんじゃい!って思っていますね。
(文:河上いつ子)