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脂肪がみるみる燃えていく?!  今すぐできる「ケトジェニックダイエット」実践法


みんなが知りたかったのはこれ!
ケトジェニックダイエットQ&A

このダイエットの全貌も実践方法も何となくわかったけど、とても素朴な疑問やいまいち心配なこともありますよね? まとめてお答えいたしましょう。

Q ケトン体が出ているかどうか、調べる方法はありますか?

A あります! 血中のケトン体濃度は血液で測定するしかありませんが、尿中ケトン体は、薬局で売っている(取り寄せとなることが多い)ケトン体試験紙で知ることができます。


「ウロペーパーⅢ」は、試験紙に直接尿をかけて反応を見るもの。ケトン体が出ているほど、濃い紫色に変化。毎日測定しているうちに、何をどう食べるとケトン体が体量につくられる(=脂肪が燃えている)かがわかってきます。

Q ケトジェニックダイエットが向かない人もいますか?

A 残念ながらケトジェニック回路がなかなか回らない人もいるようです。そのため、今回は「1週間のお試しケトジェニック」をおすすめしました。なかなかケトジェニック状態にならない人の中には、覚悟が決まらずに糖質断ちがきちんとできていない人がいます。なかなか痩せない人は、振り返ってみることも大事です。

また、腸内環境によっては、肉食に適していない人もいます。例えば、気持ち的には肉食にシフトしていても、長年穀物中心の食生活を続けてきたおかげで腸内細菌が草食動物型になっている人などは、腸内環境を悪化させてしまうケースも。

ケトジェニックを始めて、下痢や便秘を繰り返す、おなかが異常に張る、オナラが多すぎる・臭い、などの症状がある人は、食べる量を減らしたりドクターに相談するなどしてみましょう。

Q ケトジェニックダイエットをやってはいけない人はいますか?

A ケトジェニックダイエットは、タンパク質の摂取量が多めです。腎機能に問題のある人はもともとタンパク質の摂取量制限を受けているはずなので、気をつけなくてはなりません。まずは必ず主治医に相談を。

また、タンパク質は小腸でアミノ酸に分解された後、肝臓へ送られ、体を構成するタンパク質に組み替えられるので、肝臓にも負担がかかることが考えられます。どちらにしても腎臓や肝臓に不安のある人は、ドクターに相談してください。

Q 糖質をきっぱりやめたら、ケトジェニック回路はどれくらいで回りますか?

A 人によって違いますが、一般的には厳密に糖質制限をしてから2日か3日でケトジェニック回路がオンになるようです。痩せやすいタイプの中には12時間糖質をカットしただけで、ケトジェニック状態になる人もいます。なかなかケトジェニック体質にならない人のなかには、意外なところで糖質を摂ってしまっていたなんていうことも…。1週間のトライ期間で、見極めたいものです。

Q 筋肉量を減らさないように、チェックする方法は?

A ダイエットで減らしたいのは脂肪だけ。脂肪の量は、体脂肪率から簡単に知ることができます。
体脂肪率を目安にして・・・
脂肪量=体重×体脂肪率

残りの除脂肪量(除脂肪体重)は体重からこの体脂肪量を引いた重さです。筋肉量そのものではありませんが、筋肉が落ちてしまったかどうかの目安になるもの。次の計算式を覚えておきましょう。
体重ー体重×体脂肪率=除脂肪体重

例えば、体重62.0kgで体脂肪率30.0%の人は・・・、
体重62.0ー体重62.0×0.30=43.4kg これが除脂肪体重です。
毎日こまめに計算すると、筋肉が減っていないかどうかの指標になります。

Q ずっと長く続けても大丈夫ですか?

A 厳密な糖質制限なら1週間で約5kgでも減量できると言われているのがケトジェニックダイエット。最初から短い期間で集中的にやるつもりでいたほうが成功確率は高まります。

ただ、今回ご紹介しているケトジェニックダイエット法は「100g中、10g以下の糖質を含む食品はカウントしない」ので、やや緩めのルールです。この方法なら1カ月は続けてOK。その後も続けたい場合は、さらに緩い「セミケトジェニックダイエット」にしてみてはいかがでしょう。

Q 途中で糖質を摂ってしまったらどうなりますか?

A せっかくケトン体回路が回り出した頃、我慢できずに糖質を食べてしまうと、回路はたちまちOFFになります。でもほんの少しの糖質ならまだ大丈夫。一度ONになった回路はまたすぐONになりやすいのです。どれくらいの量の糖質を摂取するとケトジェニック回路が閉じてしまうのかは、個人差が大きいもの。

以下の表は、1週間ごとに緩くしていった女性の例ですが、ケトジェニック回路が回っている状態で、わずか50gの白米(=糖質18g)を摂っただけで、ケトン体の生成がガクッと低下。体重が全く減らなくなってしまったという事例です。

せっかくなら、1週間はうっかり糖質を摂ってしまわないようにするのが理想的ですね。


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