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【Brilliant Woman】綾瀬はるか 経験の中での葛藤と女優業への思い

2017-01-13 eltha

【Brilliant Woman】綾瀬はるか 経験の中での葛藤と女優業への思い
連続ドラマや映画など多くの話題作の主演を務めてきた綾瀬はるかさん。キャリアを築いていくなかで視野が広がる良さを感じつつも、邪念を捨てて目の前のお芝居に集中したいという葛藤の時期もあったとか。そんな綾瀬さんの女優業への思い、映画『本能寺ホテル』(全国東宝系)で演じた主人公・繭子に思わず共感してしまったというエピソードについて伺いました。

自分にプレッシャーを与えてしまった時期も

自分にプレッシャーを与えてしまった時期も

――女優としてこれまで数多くの経験を積まれてきたと思いますが、振り返ってみていかがですか?
綾瀬はるか 年齢や経験を重ねていく中で視野が広がって最近は余裕も出てきたのですが、子役の子たちを見ていると、もっとシンプルな気持ちで目の前のことに一生懸命なほうが良いお芝居ができるんじゃないか、と感じることもありました。特に「大河ドラマを1年間やったら、終わった後は成長したと感じるよ、きっと」といろんな方から言われていたので、監督の要求に応えられないとダメだと自分にプレッシャーを与えてしまった時期があったんです。目の前のお芝居に集中したいし、いろんな経験をしながら乗り越えるのがプロだと思いますが、そういった邪念がフツフツと出てきてしまったりして(笑)。

――いろいろな葛藤があったのですね。ご自身がやりたい役と求められる役が異なったりすることなどもあったのでしょうか?
綾瀬 そうですね。ラブコメディ作品が続いたりすると、違う役にも興味を持ったりするのですが、“綾瀬さんのこの役が見たい”とオファーしてくださった方のお気持ちも大事にしたいという思いもあります。ラブコメディ作品が続いたとしても演じるキャラクターは毎回違いますから、その度に楽しく演じることができますし、結果的に視聴者の方が喜んでくださることも多いので、自分の狭い視野だけで判断してはいけないんだと日々感じています。

同世代の女性が共感できて元気になれるような役を

アクションなら素手でズバッ!とキメちゃうような役もカッコいいですよね

――今、興味のある役、今後演じてみたい役はありますか?
綾瀬 身体を使ったアクションは興味あります。今撮影している『精霊の守り人』(NHK系)では短槍を使っていますが、素手でズバッ!とキメちゃうような役もカッコいいですよね。ラブコメディでも、私からは想像もつかないような、仕事一筋で生きてきましたという、バリバリのキャリアウーマンを演じてみたいです。キャリアウーマンなのに夜はひたすら飲んだくれているような女性だったら面白いかも(笑)。同世代の女性が見て、笑えたり涙したり“わかる〜!”と共感できて元気になれるような役を演じられたらいいなと思います。
オンとオフ
――多くの映画やドラマに出演されておりますが、オンとオフはどのように切り替えていますか?
綾瀬 以前は、オンとオフの切り替え方がよくわからなくて、普段もつい役柄のことを考えていました。でも、ある監督さんから「オンとオフを切り替えたほうが、お芝居のためにも良いよ」とアドバイスを頂いたんです。それからは、スタジオに入ってテストや本番が始まる直前、それこそ「本番入ります、よーい!」という声がかかるときにスイッチをオンにして、カットがかかった瞬間にオフにするようにしています。

 オンにする前も全くのゼロにするわけではなくて、オンの状態が10だとしたら3あたりの状態をキープしているというか。常に9や8ぐらいの状態だと集中力がもたないんですよね。あまり考えすぎずに本番に挑んだほうが良いお芝居ができる気がします。

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