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5回の出産を経てマイナス20kgを果たした女性、産後ダイエットに取り組んだのは「今以上に楽しく生きる手段だった」

2021-12-12 eltha

あまりの変化に「これは詐欺広告w」という反響も 20kg減量したにーよんさんのダイエットビフォーアフター(画像提供:@4ka_san)

あまりの変化に「これは詐欺広告w」という反響も 20kg減量したにーよんさんのダイエットビフォーアフター(画像提供:@4ka_san)

 動画サイトなどでよく見られる、ダイエットサプリの詐欺広告のようなビフォーアフター画像の投稿がツイッターで話題に。マイナス20kgという驚きの変化ぶりに、「(ビフォーアフターを比較して)同じ骨格とは思えない」「シンプルに続けられることがスゴイ」「素敵なバックライン」と多くのコメントも寄せられた。投稿主は5児の母親で、産後の体型にずっと悩んでいたというにーよんさん(@4ka_san)。街行く人を見ては「私はあそこまでは太っていないよね」と自分で自分を慰める日々だったが、ある日起こった衝撃的な出来事をきっかけに、「絶対に痩せる!」とダイエットすることを強く決意したそう。その出来事とはどんなことだったのか、そして産後ダイエットにはどう取り組んだのか話を聞いた。

銀行のATM画面に自分のお腹が… ダイエットの決意させた衝撃の出来事

――5回の出産を経て、産後からマイナス20kgを達成。その変化に大きな反響が寄せられていますが、そのことについてはどう感じていますか?

【にーよん】驚いて頂けたこと、とても嬉しいです。なかなか自分の変化には気づけないもので、今より20kg太っていたときは「私はぽっちゃり系だ」と思っていて、決して肥満体型だとは思っていなかったんです。体重計に乗って「肥満」と出ても、体脂肪率が45%を超えてもなお「ぽっちゃり系だ」と思い込んでいました。今回、「骨格が変わるほど変化している」とか「素敵なバックライン」とのお声を掛けていただき、やっと「ちゃんと変われたんだな。続けてきてよかった」と実感することができました。

――にーよんさんが「もう絶対に痩せる!」と決意した一番の理由をお聞かせください。

【にーよん】道行く人を見て「あそこまでは太っていないよね」と自分を慰める生活でしたが、ある日、銀行のATMに行ったときに「画面に物を乗せないでください」と言われたんです。「何も乗せてないわ!」と画面を見たら、自分のお腹が乗っていました。これが痩せようと決意した日です。画面に乗るほどの脂肪。自分が本当の肥満だと気づきました。

――産後の体型を戻すのに苦労されている方も多いです。にーよんさんがダイエット前に、自身の体型でもっとも気になっていたところはどこですか?

【にーよん】お腹と腰とお尻ですね。

――20代や30代前半に比べると、体力的に衰えを感じる部分もあったのではないでしょうか。ダイエット前は体力面にどのくらい自信がありましたか?

【にーよん】体力の自信は、ほぼゼロです。もともと若い頃も運動系の部活などには入っていませんでしたし、結婚してから今までの10年間、ずっと妊娠・授乳をしていたので運動を全くしておらず、太っている生活はすぐに疲れる・眠くなるそんな状況でした。

マイナス20kgの達成は通過点のひとつ 維持していくことのほうが大切

――にーよんさんが、最初にしたのはどのようなことですか?

【にーよん】食事です。YouTubeを見ながらの宅トレも一緒に始めましたが、すぐに脂肪を燃焼させるためには、まず食事からだと気づきました。バランスのいい食事を摂ると、代謝が上がって燃やせる体になれます(細胞をガンガン作って入れ替える感じです)。

――具体的にはどんな食事にしたのですか?

【にーよん】「まごわやさしい(豆・ごま・わかめ・野菜・魚・椎茸・芋)」を意識した食事を摂るようにしました。それまではダイエットは食べるのを我慢しないといけないと思っていたのですが、「まごわやさしい」の食べ物を毎日食べるように心がけてからは、豆類は食べたか…海藻は食べたかな…野菜が足りてないからもっと食べないと…と、食べるのを我慢するよりも、食べなきゃいけないことに気をつけないといけなくて、痩せたいのに食べなきゃいけないのかと驚きました。

――「バランスを考えて食べなくてはいけない」という新しい発見もあったと。

【にーよん】ダイエット前はお菓子や揚げ物を毎日たくさん食べていたので、最初の2日間は何を食べればいいのかがわからず、冷蔵庫の前で泣きました。でも3日目あたりから、「お菓子がなくても生きていける」と脳も体も気づき、楽になってきました。食事を変えたら3日〜5日でスルスルと痩せていき、本当に楽しかったです。

――では、運動面に関しては?

【にーよん】運動は最初の1ヵ月は有酸素運動40分などをしていましたが、子育て中に1時間も自分の時間を取るのが難しく、ここ1年間は毎日家事の合間に行う筋トレ5分〜15分くらいです。ストレッチは朝起きてから布団の中でやっています。

――マイナス20kgを達成したことに対しては、どんな想いですか?

【にーよん】たくさん考えて色々と試して実行してきたことが積み重なってマイナス20kgを達成できたという事実は、私の宝物です。そして、太りやすい家系のアラフォーだった私でも、独身の頃の体型以上まで変わることができたという自信にもなりました。ただ、マイナス20kgの達成は通過点で、それを維持していくことのほうが本当のダイエットであり、健康の維持にもなると思うので、これからもできるだけ楽しみながらダイエットと向き合っていければと思っています。

――SNSでは様々な情報を発信されていますが、体型で悩む方たちに対して、今後はどのようなことを伝えていきたいですか?

【にーよん】今の体型は一生懸命暮らしてきてのものなので、決して悲観的になる必要はありません。ただ、おしゃれを楽しみたい、楽しく暮らしたい、悩みを減らしたいとは思っていらっしゃるのではないかと思います。生活環境や年齢などで「私にはできない」と諦めている方も多いかもしれませんが、健康的なダイエットは年齢関係なく変化が見えて、メンタル的にも健康になっていきます。ダイエットを突き詰めると健康的な生活なので、今以上に楽しく生きる手段であるということをお伝えしていきたいです。

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