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クマ、シミ、ニキビ跡の悩みは「ブラシ」で解決 初心者でも大丈夫 コンシーラーブラシの使い方

2023-07-22 eltha

 クマやシミ、ニキビ跡など肌悩みをカバーするコンシーラー。コンシーラーは実は手で塗るよりもブラシを使うほうが格段にきれいになじませることができる。今回は用途別のブラシの種類や使い方をウエダ美粧堂・植田良子氏が解説。

コンシーラーブラシの種類

コンシーラーブラシは、筆の形や毛質の違いに特徴があり、カバーしたい範囲や肌悩みに合わせて使い分けが可能。
画像提供:ウエダ美粧堂

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平筆タイプ:筆の幅が広く柔らかめの毛質。クマやシミ、くすみ、毛穴など、広範囲にムラなく塗れる。幅広なものからリップブラシぐらいの小さなものまでサイズのバラエティは豊富。毛質はハリがありコシ強めのものが多いのが特徴。小さめのものはピンポイントへのアプローチに、大きめのものは広範囲を一気にといったような使い分けると良い。
画像提供:ウエダ美粧堂

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丸平タイプ:先端が丸く平らで硬めの毛質。様々なコンシーラーに使いやすいので初心者さんが持つ1本におすすめ1。広範囲と細かい部分の両方使える。
画像提供:ウエダ美粧堂

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細筆タイプ:コンシーラーブラシの中で一番細く、シミやニキビ跡、そばかすなど小さな肌悩みをピンポイントでカバーしたい部分に◎。硬めでコシのある筆が狙いやすい。
画像提供:ウエダ美粧堂

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ドーム型・円柱型タイプ:丸くて毛量の多いタイプで使い方としては、指のように筆先のドーム状の面もしくは平らな面でトントンとおさえることでコンシーラーが肌になじむ。毛穴や肌表面の凹凸も毛先でアプローチするので毛穴浮きやムラになりにくいのが特徴。狭い範囲も広範囲も面や角を使うことでカバーできる。

コンシーラーブラシの効果的な使い方

 コンシーラーブラシを使うときは、以下のポイントをおさえると◎。

・コンシーラーはブラシに少量ずつ取り、肌悩みをカバーしたい部分に数回に分けて塗る。多く取りすぎると厚塗りになってしまうので注意。

・広範囲をカバーするときは、面を使うブラシがオススメ。広範囲を一気に仕上げてくれ、トントンとおさえるだけなので簡単で手早く仕上がる。平筆タイプは広範囲に塗り広げるには最適だが、塗った後にスポンジなどで馴染ませる工程が必要。

・コンシーラーを塗った後は、ブラシや指で境目を軽くぼかして自然な仕上がりに。パウダータイプのコンシーラーはぼかしすぎると落ちやすくなるので注意。

・コンシーラーはファンデーションよりも明るめの色を選ぶと、肌悩みを目立たせてしまうことも。自分の肌色に近い色を選んだ方が自然でGOOD。
ウエダ美粧堂から監修コメント
「コンシーラーは隠したい肌の色によって塗る色も変わります。ニキビなどの赤みを隠したい場合はグリーン系か肌より暗めのベージュ系、青みを隠したい場合はオレンジ系、茶クマなどはベージュ系やイエロー、影による黒クマは明るいベージュ系やピンク系を影の部分だけにと、色と入れ方は様々です。カバーしたい部分に応じて使い分けましょう」
コンシーラーブラシを使う上での注意点
「コンシーラーは近年様々なテクスチャーのものがありますが、クリーム系、リキッド系、と水分油分を含んだものをお使いの方がほとんどだと思います。これらをブラシで使った後、どれぐらいでお手入していますか。

出来れば、使った後は毎回お手入れをしておいた方が安全です。お顔に付けた場合お顔の油分や剥がれた角質などが筆に残り、ブラシに残ったコンシーラーと合わさって雑菌が繁殖します。最近は毎回のお手入れが簡単にできるスプレータイプの拭き取りクリーナーなどもありますので、そういった簡単なお手入れができるものを選んで安全で楽しくメイクしていきましょう」(ウエダ美粧堂・植田良子氏)
ウエダ美粧堂・植田良子さん

監修者 ウエダ美粧堂・植田良子さん

筆作りの現場に携わって25年、生産工場と直結した環境下で営業職にてユーザーの希望と、製造現場をつなげる役割を担当。その中で前職のデザインの経歴を生かし、ブラシデザインをすることに、化粧筆をデザインするならメイクの知識も必要だと思い、メイクスクールを修業し、日々進化するメイク法や化粧品から見たブラシ作りに携わる。現在は主にブラシデザイン、メイクブラシプロデュース、広報活動などを担当。

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