●保湿クリームを塗る
保湿クリームは、肌に水分を与えて乾燥を防ぐだけでなく、肌表面に油分を残して水分の蒸発を防ぐ効果もあります。入浴後や就寝前など、肌が清潔で柔らかい時に塗ると効果的です。
●角質を除去する
角質は適度に除去することで肌のターンオーバーを促進し、新しい肌細胞の生成を助けます。角質を除去する方法はいろいろありますが、削ったり剥がしたりする方法は肌にダメージを与える可能性があります。おすすめは、やさしくこすって角質を落とすスクラブやピーリング剤です。角質を除去する際は、保湿クリームを塗る前に行いましょう。かかとを削り過ぎると、逆に皮膚がどんどん硬くなる(ひび割れた鏡餅のようになることもある)悪循環となるので注意してください。かかとのささくれたところを爪でむしったり、いじったりする行為は止めましょう。
●水分補給をする
肌の水分は、体内からも体外からも補給されます。体内からの水分補給は、飲み物や食べ物で行います。特に、水分だけでなくビタミンやミネラルなどの栄養素も含む果物や野菜はおすすめ。体内からの水分補給は、角質への皮膚内側からの保湿効果があり重要です。また、体外からの水分補給は、入浴やシャワーで行います。これらは肌に水分を与えるだけでなく、血行を良くして代謝を高める効果も。ただし、入浴やシャワーの時間や温度は適度にすることが大切。長時間や高温の入浴やシャワーは、肌の水分を奪って乾燥を悪化させる可能性があります。
●靴や靴下を選ぶ
靴や靴下は、足元の乾燥に大きく影響します。靴は、足に合ったサイズや形で、通気性やクッション性の良いものを選びましょう。靴がきつすぎたり緩すぎたりすると、足に摩擦や衝撃がかかって乾燥を促進します。靴下は、綿やウールなどの天然素材で、吸湿性や保温性の良いものを選びましょう。合成素材の靴下は、汗を吸わなかったり逃がさなかったりする場合があり、足が蒸れて乾燥しやすくなります。
●生活習慣を見直す
生活習慣も足元の乾燥に影響します。特に、睡眠不足やストレスは肌のバリア機能を低下させて乾燥を悪化させる可能性があります。睡眠不足やストレスを解消するためには、規則正しい生活リズムやリラックス法を取り入れることが大切です。また、喫煙や過度の飲酒も肌の水分保持能力や血行を悪くして乾燥を促進します。