――しかしその後、えみさんは子どもは望めない体になってしまったそうですね。
えみ 貧血がひどくて倒れることもあって、婦人科を受診したんです。そうしたら、自分であまり血液を作れないのに、生理の出血が多いということがわかりました。先生に「生理を止めましょう」と言われ、最初はピルを飲みました。でも、3ヵ月後にはピルの副作用で血栓ができてしまったために、ピルはやめざるを得なくなって。
――そうだったんですね。
えみ 今度は体の中にミレーナという治具を入れて、生理を止めることになったんです。ミレーナを入れると妊娠できなくなるので、先生からは「お相手としっかり話し合ってください」と言われました。年齢的にも体力的にも「産めないかもしれない」と思ってはいましたけど、「もしできたら育てよう」とかいくんと決めた後でもあったので、やはり「産めない」と断言されたときは少し悩みました。でも、今いる子どもをきちんと育てるためにも、しっかり働ける身体であることを選択しなければと考えて、ミレーナを入れる選択をしました。
――かいさんは、そんなえみさんに対して、どのような思いを伝えたのですか?
かい 話を聞いて、すぐに「ミレーナを入れよう」と言いました。めまいがひどかったり、朝はフラフラが酷くてトイレに行くときに肩を貸したりして、体調が悪そうなえみを見ているのがつらかったので。「できるかできへんかわからない子どものことを考えるより、まず自分のことを考えてほしい」と言いました。えみからしたら、子どもを産める可能性がゼロになるということが罪悪感や引け目になっていたのかもしれないけど、年下の僕からしたら、結婚を考えて付き合い始めた時点で子どもは持てなくても仕方ないと思っていましたから。
えみ 貧血がひどくて倒れることもあって、婦人科を受診したんです。そうしたら、自分であまり血液を作れないのに、生理の出血が多いということがわかりました。先生に「生理を止めましょう」と言われ、最初はピルを飲みました。でも、3ヵ月後にはピルの副作用で血栓ができてしまったために、ピルはやめざるを得なくなって。
――そうだったんですね。
えみ 今度は体の中にミレーナという治具を入れて、生理を止めることになったんです。ミレーナを入れると妊娠できなくなるので、先生からは「お相手としっかり話し合ってください」と言われました。年齢的にも体力的にも「産めないかもしれない」と思ってはいましたけど、「もしできたら育てよう」とかいくんと決めた後でもあったので、やはり「産めない」と断言されたときは少し悩みました。でも、今いる子どもをきちんと育てるためにも、しっかり働ける身体であることを選択しなければと考えて、ミレーナを入れる選択をしました。
――かいさんは、そんなえみさんに対して、どのような思いを伝えたのですか?
かい 話を聞いて、すぐに「ミレーナを入れよう」と言いました。めまいがひどかったり、朝はフラフラが酷くてトイレに行くときに肩を貸したりして、体調が悪そうなえみを見ているのがつらかったので。「できるかできへんかわからない子どものことを考えるより、まず自分のことを考えてほしい」と言いました。えみからしたら、子どもを産める可能性がゼロになるということが罪悪感や引け目になっていたのかもしれないけど、年下の僕からしたら、結婚を考えて付き合い始めた時点で子どもは持てなくても仕方ないと思っていましたから。