菜々緒、プリンセス役オファー少ないことに嘆きも「悪役をやっている時が一番輝く」
2018-11-28 12:29 eltha
同作は、人間たちが知らないゲームの裏側の世界を舞台に、アーケード・ゲームのキャラクターのラルフとヴァネロペの冒険と友情を描いた『シュガー・ラッシュ』の最新作。プリンセスでありレーサーのヴァネロペと、大親友の心優しいゲームの悪役キャラクターラルフが、ハンドルが壊れてしまったレースゲーム“シュガー・ラッシュ”の危機を救うために、インターネットの世界に飛び出す物語。また、ディズニーキャラクターたちが登場し、シンデレラやアリエル、ベル、エルサ、アナなどプリンセスが集結している。
この日はアカデミー賞を受賞した『ズートピア』を手がけたリッチ・ムーア監督、フィル・ジョンストン脚本・監督、クラーク・スペンサープロデューサーも登壇。菜々緒は同映画で、ヴァネロペが憧れる新キャラでレーサー「シャンク」の日本語吹き替え版声優を務めており、フィル監督は「クールなキャラクターなので菜々緒さんにピッタリだと思います」と言われると、菜々緒は「ありがとうございます」と照れ。
リッチ監督も「ヴァネロペと歌うシーンがあるのですが、菜々緒さんは『プロの歌手ではない』とおっしゃっていたのですが、いつでもプロデビューできるのではないかと思います」と褒めると「こんなにベタ褒めしてもらうことはないので、うれしさと恥ずかしさ、そして『本当かな?』と怪しむ気持ちが出ています」と疑うと、リッチ監督は「本当ですよ」と笑顔で伝えた。
ゲームの悪役キャラのラルフに共感する部分があるという菜々緒は「芝居やるときに悪役がすごく多い。その中で『プリンセスみたいな役をやった方がいいのかな』という葛藤が自分の中であるのですが、あんまり(そういう仕事が)来ないというのもあるし、『自分は悪役をやっている時が一番輝く』と思ったりする」と“悪役”という仕事で通じるものがあるといい「今後やってみたいことは舞台をやったことがないので、舞台には機会があれば挑戦したい」と意気込んだ。
また、普段大切にしていることは“嗅覚”と語った菜々緒は「仕事に対しても『これはできる』とか『これはできない』とか、嗅覚を大事にしています。この役も嗅覚を使って!」と監督に伝えると、2人は「Wow!」と笑っていた。