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【不倫漫画】高校時代から付き合っている夫…とにかく優しくて一途だった彼が不倫して豹変「子ども優先で俺が一番じゃなくなった」

2022-06-01 eltha

 離婚の大きな原因となるモラハラ。その中で話題に上るのが、「なぜ付き合っているときに気づかなかったの?」という疑問だろう。コミックエッセイ『失踪した不倫夫がホストに転職してた…』(KADOKAWA刊)』の原作者である幸さんの元夫は、教師の同僚と不倫、その後失踪し、ホストに転身。話し合いの場では逆ギレ、脅しともとれる発言など、モラハラぶりもすさまじかったという。しかし高校時代からの長い付き合いだったのにもかかわらず、その兆候は「まったく感じられなかった」と断言する。幸せな結婚生活をスタートさせたはずだったのに、なぜ真面目な教師だった夫は不倫に走り、モラハラ男に豹変、ホストに転身したのか。

【漫画】『失踪した不倫夫がホストに転職してた…』

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高校時代からとにかく優しかった彼「何かにとり憑かれてるの?って思うくらいでした」

――元夫は結婚後、「誰のおかげで生活できてるか、分かってる?」など、たくさんのモラハラ発言をするようになったとのこと。付き合っているときに、その兆候はなかったのですか?

【幸さん】まったくありませんでした。高校生のときからの付き合いでしたが、コンビニに自分が必要なものを買いに行っても、私の好きなケーキを買ってきてくれたり、誕生日に私に隠れてケーキを手作りしてくれたりと、世間一般で言う本当に“優しくていい人”。出産後も、授乳中だからとカフェインレスのコーヒーを探して買ってきてくれて、とにかく優しくて一途で穏やかで、怒鳴っている声を聞いたこともありませんでした。

――漫画でも描かれていますが、ある日突然、豹変したようにキレてしまったんですね。

【幸さん】この人誰? っていうくらい別人だったので、初めて目にしたときは、あまりに驚いて受け入れられませんでした。その後、顔つきがどんどんキツくなっていって、本当にどうしちゃったんだろうって、何かにとり憑かれてるの? って思うくらいでした。

――妻子を大事にしている優しい家庭人の夫だと思っていたのに、実は同僚と不倫をしていたという…。

【幸さん】今思うと、出産して初めての子育てでわからないことばっかりで、私に余裕がなかったことも不倫の原因のひとつかもしれません。元夫が仕事で帰宅が夜遅くなると、私が寝てしまっていることもあったり、「2人(夫婦)で遊びに行こうよ」と言われても、私は子どもを預けてまで行きたくないと思ったり。そういう妻の態度から、寂しさや考え方のズレが起こってしまったのかもしれません。

――子どもより自分を優先してほしかったのでしょうか?

【幸さん】本人から、「子ども優先で俺が一番じゃなくなった」と言われたことがありました。元夫は、子どもは大好きですが、子どもより私が一番という感覚でした。そして私にも、同じ気持ちを求めていたようでした。

「人は良くも悪くも変わるもの」理想の夫婦とは

――付き合っている時は? 愛情を独り占めしたがるような、束縛が強いようなことはあったのでしょうか。

【幸さん】振り返ってみると、少し嫉妬深かった印象はありました。だけど高校生の頃は、すごく愛されている証拠だと思えていたので、それが不快ではなかったんですよね。彼自身も、女性の連絡先を自ら消して、休日は私と遊ぶだけだったので、浮気や裏があるような行動をとる人だとはまったく考えられませんでした。

――それだけに、浮気を知ったときのショックは大きいですよね。

【幸さん】悲しい気持ちと、「なんで?」という気持ちと、現実を受け止めきれない気持ちで、ただただ涙が止まりませんでした。

――貯金を使い込まれていたことも発見し、問い詰めていたところで失踪。ようやく発見したら教師からホストに転職していたという…衝撃の展開です。

【幸さん】驚きましたけど、私と娘にとっては関わることがない世界だと思っていたので、正直、何も感じませんでした。教師時代、保護者や生徒から人気がある先生だったので、自分はホストになってもイケると思っていたみたいです。有名なホストの名前を出して、「俺もこの位置に行くから、(持ち逃げした夫婦共有の預貯金の半額や、失踪期間中の生活費等)金は一括で払う」みたいなことを言っていましたから。

――結局、お金はほとんど支払われないまま、元夫はまた教師に戻りました。

【幸さん】夜の世界のお仕事は想像以上に大変だったようで、「朝起きて夜に寝る、普通の暮らしがしたい」と言っていました。精神的に不安定なお客さんも多かったそうで、自分まで病んでしまいそうになるとも。人気ホストになる自信があって夜の世界に入ったのに、実際は全然上に上がれないし、仕事はキツイしで、“先生”と呼ばれる世界に戻りたくなったのかもしれません。

――不倫やモラハラで夫婦関係がこじれると、「付き合っているときに見抜けなかったの?」とよく言われますが、幸さんは経験上、どう思いますか?

【幸さん】すべては見抜けないと思います。人は良くも悪くも変わることがあると思うんです。読者の中にも、「うちの旦那も結婚してから変わりました」とか、「子どもが生まれてから変わりました」という方が結構いましたからね。結婚、出産など環境が変わると人間は変わっていくものなので、夫婦でともに受け入れながら乗り越えていけるのが理想ですよね。

【漫画】『失踪した不倫夫がホストに転職してた…』

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