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臼田あさ美、俳優デビュー20年で連ドラ初主演も「ブレイクは一生しなくていい」 原点は東野幸治からの一言

2022-06-27 eltha

 臼田あさ美が俳優デビュー20年目となる今年、7月4日スタートの『ちょい釣りダンディ』(BSテレ東)で初の連ドラ主演を務める。映画『愚行録』(2017)ではヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞するなど、これまで助演として独自の存在感を放ち、20年途切れることなく活躍してきた。“メイン”ではない道を自分のペースで楽しく歩んできたという臼田の流儀とその原点、初主演となる今作に懸ける思いを聞いた。

漫画原作では男性の主人公、ドラマでは“ダンディな女性”に 初めての主演は「こわい」

――『ちょい釣りダンディ』主演のオファーを受けた際のお気持ちからお聞かせください。

臼田あさ美最初にお話を頂いた時は、ちょい釣り?ダンディ?みたいな感じで、あまりタイトルと自分が結びつかなかったですし、まさかの主人公を演じるということで、驚きました。それから原作を読ませていただいて、漫画では男性だった主人公が、ドラマでは女性になっていて、素直に「おお!面白いなー」って思いました。

――臼田さんは助演として独自の存在感を放っている作品が多い印象ですが、今回は初の連ドラ主演なんですよね。

臼田あさ美それ言わないでください、こわいこわいこわい!こんなこと言っていいのかわからないんですけど、今回このお話を頂いて、自分が主演をやるのが初めてかどうかさえもわからないくらいそこに執着がなくて、マネージャーさん達も「え、昔やったことない?本当にない?」って確かめ合って、やっと「きっとこれが初めての主演だ」ってなって、急に恐ろしくなって…(笑)。いつも演じていることと変わりなく、与えていただいた役を精一杯やろうってずっと思ってますし、今も思ってますけど、今日色々と取材をしていただいて、取材の数の多さに、主演ってこういうことなんだって感じました(笑)。
――臼田さんの初主演作に期待されているファンの方は数多いと思います。今回演じる主人公「檀凪子」は、原作とドラマで男女逆転していますが、台本を読んでどのようなイメージを抱きましたか。

臼田あさ美私の中で“ダンディ”という言葉は、色気のある男性、洗練されている無駄のないおじさまみたいなイメージがありました。でも紐解いて考えると、洗練されていて無駄がなくて色気があって…というのは女性にも当てはまるし、私の人生でもこれまで“ダンディな女性”に出会ってきているなと。だから、この役を男らしく、おじさまらしく振舞って演じようとかは全くなくて、台本に書かれていることが素直に入ってくるというか、「檀凪子」という人が本当にスマートで、不器用なところもあるけれど、自分の人生を自分のペースで生きている人だなと感じました。

――臼田さんご自身も、ダンディな一面があると思われますか。

臼田あさ美私はスマートではないですけど、自分のペースはすごく大事にしてますし、仕事に支障がないように好きなことを楽しむという気持ちはすごく共感ができます。檀凪子はSNSをやらない人なんですけど、それはポリシーがあってやらないとかじゃなくて、多分そんなに興味もないし、世の中はそういうところでトレンドが動いていったり進んでいったり、情報はあふれているけど、私は私、というスタンスが共感できるなと思いました。
――仕事と私生活をきっちり切り分けて、余暇には思いっきり釣りを楽しむ凪子のように、世の中的にも、“ワークライフバランス”が重視される風潮になってきました。臼田さんも、割と意識されている方ですか。

臼田あさ美全然意識はしてないですけど、私生活がひどいと良い仕事ができない気がしていて。もちろん役者をやっていると、“私生活の荒波が良い芝居に繋がる”という考えの方もいらっしゃるのかもしれないですけど、私は全然そういうタイプじゃなくて。むしろ私生活は平和に、しっかりとしたベースを築くことで、仕事で集中できたり、全然違う自分になれたりするタイプなので、しっかりとリズムを整えて、ストレスのない私生活を送ることも、すごく大事にしています。

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