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【年の差カップル】21歳差夫婦 母の再婚相手に息子の本音は? 9歳差“義父”への思い「母になにかあっても親子の関係は終わるものではない」

2024-09-20 eltha

親の再婚相手との関係に悩む子どもへ、「いつか理解できる時が来る」

――6年間の同居を経て、ひなたさんは就職を機に家を出られました。

ひなた 旦那さんがいなかったら、僕は家を出ていなかったと思います。母は1人でもやっていける人ですけど、友だちもそこまで多くないし、男性にしかできないこともある。何かあったとき、助けられるのは僕しかいないとそれまでは考えていましたから。でも、旦那さんには安心して任せられると思ったので、「母のことをよろしくお願いします」って伝えました。

――母親の恋愛や再婚について、悩むお子さんもいると思います。そういうお子さんたちにはどんな言葉をかけてあげたいですか?

ひなた 親の相手に対して躊躇するお子さんはいると思うし、理解しにくい気持ちもあると思います。でも、いつか理解できる時が来ると思うので、長い目で見てあげてほしいです。親は、自分が好きな人のことを子どもから「嫌い」「嫌だ」と言われるのが一番つらいと思うんです。だから長い目で見て、理解できなくても、少しでも寄り添ってあげるのが大事じゃないかと思います。あと、相手の人に1回会っただけとか、ちょっと喋っただけでは、わからないことは多いと思います。どういう仕事をしているとか雰囲気とか、そういうことではなくて、その人の人柄をしっかり見ることも大事だと思います。

――今はかいさんとはたくさん話すようになったのですか?

ひなた 僕が家を出て社会人になってからは、会話がかなり増えました。毎日会っていると話題もそうそうないじゃないですか(笑)。でも、会うのが月1回とかになって、僕も社会人になって、いろいろ話題は増えましたね。

たとえ母に何かあったとしても「生きている間、幸せにしてくれたらそれでいい」

写真提供:若埜んち(わかのんち)

写真提供:若埜んち(わかのんち)

――かいさんは、えみさんが亡くなった後のひなたさんとの関係について、「どんなことでも困った時には頼ってほしい。切っても切れない縁でありたい」と言っていました。ひなたさんはいかがですか?

ひなた 僕は親子関係について、血の繋がりを重要視していないので、母に何かあったとしても、旦那さんとの繋がりはなくなるものではないと考えています。それ以前に、子どもが大人になったからといって、親子の関係は終わるものではないとも思っていて。子どもの人生を親が縛り付けてしまうのはよくないことですが、ここまで大きく育ててくれたのは親。自分だけで大きくなれたわけではないので、離れていてもお互い助け合うことが大切だと思います。旦那さんには母のことを全部任せてはいますけど、決して一人でなんとかしようと考えずに、僕にできることは何でもしようと思っているので。僕にもいっぱい何でも言ってきてほしいと思っています。

――では最後に、かいさんにひと言、メッセージをお願いします!

ひなた とにかく、生きている間、母のことを幸せにしてくれたらそれでいいです。あとは、お酒の飲み過ぎにはくれぐれも注意してください!(笑)。

(文:河上いつ子)

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