6才からバレーボールを始めて1年半、小2女子のサーブ成長記録に1165万再生「才能と努力の塊」「泣けてくる」

　小学1年生からバレーボールを始め、日々練習に励んでいるりっちゃん。入団前日から1年半に及ぶサーブ成長記録をまとめた動画をお母さんがYouTubeにて公開すると、「才能と努力の塊」「脱帽レベル」「未来のスター」といった声のほか、「これを記録した家族の愛に感動」「泣けてくる」など、3000件を超えるコメントが寄せられ、1165万回を超える反響があった。バレーボールに熱中する娘さんを支えるお母さんの想いを聞いた。

――娘さんのバレーボールの成長を辿った動画に1165万回再生の反響がありましたが、どのような思いで制作されましたか。

投稿するようになったきっかけは、遠方にいる祖母や親族等に愛娘のバレーボールの成長を見てほしかったためです。また、娘本人が自分の頑張ってきた足跡を未来に観ることもできれば、親として子どもへ財産の１つとして、残してあげられるという思いからYouTubeやInstagramへの投稿を続けています。

――娘さんはいつ頃、バレーボールを始めたのでしょうか。

6才の時にバレーボールを始めました。私(母)がバレーしているのを見て「りっちゃんもバレーしたい！」と言い出したのがきっかけです。それから多い日で週7日、少ない日だと週4日練習しています。時間は長い日で9時から21時半まで、短い日で2時間程度です。

――プレーについて、お母様からアドバイスされることもあるのでしょうか。

娘から相談されたらそれに答える程度で、私の方から何かアドバイスすることはないです。声掛けはポジティブに、「りっちゃんならできるよ！」「ナイスファイト！」など、常に前向きな言葉で鼓舞するようにしています。

――娘さんの得意技はありますか。

まだ自信を持って「得意」と言えるような技はないようですが、今のチームではレシーバーでコートに立たせていただいているので、自主練の際はレシーブ練習に特に力を入れています。

――思い出のプレーなどがあれば教えてください。

バレーを始めて2ヵ月のときに初めて出させていただいた試合が、私にとっても娘にとっても一番の思い出です。あの試合に出させていただけたおかげで、娘はバレーボールの楽しさを知り、本気でバレーボールを好きになりました。あの時、あの試合に出させてくれた監督、コーチには感謝しております。

――バレーボールを始めて良かったと思うことはありますか。

バレーボールを通じて多くの人達と知り合う機会ができたこと。また、好きなことが健康にもメンタル的な成長にも繋がるのではないかと思っています。「夢中になれるものに出会えた」…それだけでも素敵なことだと思います。

――娘さんにとって、バレーボールはどのような存在になっていますか。

常に一番考えている存在。起きてる時も寝てる時も頭の中はバレーボールのことばかりです。毎日のように寝言でバレーの声かけを言っています（笑）。

――普段娘さんは何して遊んでいますか。

体を動かすことが大好きなので、学校もバレーもお休みの日は外で友達と遊んでいます。

――娘さんの性格を教えてください。

とても明るくて元気いっぱいな子です。そしてお喋りが大好きです。バレーのことになると負けず嫌いで、とてもストイックになります。

――娘さんとの印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

娘が7才の時に足を骨折して、全治3週間と診断されたことがありました。娘の大好きなバレーが3週間もできなくなると、私はかなり落ち込んでいましたが、そんな時に娘に「ママ、そんな悲しい顔しないで。怪我しても練習はできるんだよ。でも一人じゃできないから、一緒に付き合ってほしいな」と言われました。いつだって娘はポジティブで前を向いていて、すごくかっこいいなと感じた出来事でした。その時の練習風景をYouTubeに投稿しておりますので是非見て欲しいです。

――大人の方が励まされる、とても頼もしいエピソードですね。

毎日娘のバレーを見ているので小さな成長には気付きにくいのですが、バレーボールを始めてからのこの3年間の動画を見返すたびに成長に驚かされます。3年も続けていれば技術での成長はあって当たり前なのですが、それだけでなく、気持ちの面でも成長を感じられる場面がたくさんあって感動させられてばかりです。

――現在は小学4年生となった娘さんの今の目標、将来の夢があれば教えてください。

7才の頃にセッターに魅力を感じてから、今もずっと「セッターになりたい」「セッターをしているときが一番楽しい」と言い続けています。そして毎日のように「上手くなりたい」と言い続けているので、今の目標は「セッター」「上手くなる」、それだけのようです。